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近年の仮想通貨界隈では、ソラナ(SOL)やアヴァランチ(AVAX)などといったレイヤー1の仮想通貨が盛り上がっています。
その中で、特に注目を集めているレイヤー1銘柄にアプトス(APT)があります。この記事では、アプトス(APT)の特徴や仕組み、将来性について解説します。
仮想通貨アプトス(Aptos)って何?
アプトスは、Aptos Labによって開発された新世代のL1(レイヤー1)ブロックチェーンで、そのブロックチェーン内で使用されるトークンがAPTです。
アプトスでは、Meta社のDiem(旧Libra)ブロックチェーンエンジニアが独自開発を行っていたプログラミングの言語Moveを使用しています。
アプトスは2022年から資金調達をし、合計で480億円の資金が集まっている大注目のプロジェクトです。
アプトスは2022年10月12日に誕生し、アプトスのメインネット「Aptos Autumn」は2022年10月17日にローンチされました。
アプトスには兄弟分のようなSuiという仮想通貨が存在します。Suiは「Move」をもとにした独自の「Sui Move」というプログラミング言語を使用しています。
仮想通貨アプトス(Aptos)の特徴4選
大注目のプロジェクトアプトスはどのような特徴を持っているのでしょうか?注目される理由を解説します。
アプトスは、従来のブロックチェーンネットワークとは違った特徴を持つ革新的なプラットフォームです。最先端のプログラミング言語Moveを採用することで、安全で検証可能なスマートコントラクト開発環境を実現しています。
アプトスの特徴4選
- 高度なセキュリティと検証性: Move言語の能力により、スマートコントラクトの安全性と検証可能性が向上します。
- モジュラー構造: シンプルなスマートコントラクトコードを直接ブロックチェーン上に保存でき、更新やアップグレード、実行が容易になります。
- 革新的なPoS (Proof-of-Stake) コンセンサス: この仕組みでは、保有トークン数に応じて投票権が与えられ、トランザクションの検証が行われます。PoSは従来のPoW (Proof-of-Work) 方式と比較して、より省エネで高速かつ大容量のトランザクション処理が可能です。
- 並列実行エンジン: 並列実行により、理論上1秒あたりのトランザクション処理量 (TPS) を15万以上に向上させ、効率的でコストパフォーマンスに優れたブロックチェーンを実現します。
ビットコインの計算速度は7TPS、ソラナの計算速度は3500TPSです。アプトスの計算速度理論上は15万TPSのため、主要な仮想通貨の計算速度を大幅に超えています。
仮想通貨アプトス(Aptos)の出資者と提携先
アプトスは、仮想通貨業界における有力な投資家・パートナー企業です。2022年3月には、シードラウンドでベンチャーキャピタル大手のアンドリーセン・ホロウィッツ (a16z) をリード投資家として2億ドルを調達しました。この資金調達には、タイガー・グローバルやマルチコイン・キャピタルなど、仮想通貨業界の主要企業も参加しました。
さらに7月には、ジャンプ・クリプトとサム・バンクマン-フリード氏が率いる FTX ベンチャーズがリード投資家となり、シリーズAラウンドで1億5千万ドルを追加調達しています。2ヶ月後の9月には、バイナンス・ラボからも非公開金額の投資を受け、アプトスの企業価値は40億ドルに達しています。
アプトスは、仮想通貨取引所、ウォレット、DApp開発者、メディアプラットフォーム、他のブロックチェーン企業など幅広いパートナーと連携しています。
提携先※一部抜粋
- 取引所:Binance、Coinbase、Kucoin、XT、Digifinex
- ウォレット:Circle
- データサイト:CoinGecko、CoinMarketCap
- セキュリティ:Certike、ChainLink
- ブロックチェーン:Polygon、Solana、Avalanche、Terra、The Graph
- DeFi:UniSwap、SushiSwap、Aave、Compound、MakerDAO、UMA、Curve、Balancer、1inch など
- NFTマーケットプレイス:OpenSea、Rarible、SuperRare、Audius
- メタバース:Decentraland
- ゲーム:Axie Infinity、CryptoKitties、CryptoPunks など
仮想通貨アプトス(Aptos)の将来性は?
2022年10月12日にジェネシスブロック生成、10月18日にメインネット移行を果たし、いよいよ本格稼働を開始したアプトス。アプトスのネイティブトークンのAPTは、Binance、Kucoin、Coinbaseといった大手取引所に上場しています。APTは2024年3月時点で、仮想通貨時価総額ランキング22位にまでなっています。
Web3向けの次世代スマートコントラクトプラットフォームとして、アプトスは暗号資産業界で重要な役割を担うことが期待されています。安全で高速、スケーラブルでユーザーフレンドリーなブロックチェーンを提供することで、アプトスは開発者やユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
さらに、NFT、DeFi、メタバース、ソーシャルメディア、ゲーム、アート、サプライチェーン、教育、ヘルスケア、金融、eコマースなどの幅広い分野において高いポテンシャルを秘めています。
まだ誕生したばかりのプロジェクトではありますが、アプトスは短期間で大きな注目を集めています。有力な投資家やパートナーに支えられ、アプトスはWeb3で大きく台頭してくる可能性があります。
参考文献:
・アプトス(Aptos/APT)とは?特徴・歴史・将来性・取り扱い取引所は? | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
・Aptos vs. Sui:詳細な比較 | MatometaX
・https://www.publish0x.com/presearch-airdrop/aptos-revolution-on-the-crypto-xmjjxjr