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投資をしたいと思った時、現在どちらも盛り上がっているビットコイン、新NISAどちらがよいか迷う人も多いと思います。
ビットコインは現物ETFも承認され史上最高値を超え1000万円に、新NISAの主な投資先の1つである日経平均も史上最高値を更新しました。この波に乗り遅れたくない!稼ぎたい!という気持ちがわかります。
この記事では、ビットコインと新NISAどちらがおすすめなのかをそれぞれのメリット・デメリットをもとに比較します!
この記事を読むことで、ビットコインと新NISAの特徴やリスクしっかり理解をしたうえで投資を行うことができます。
ビットコインと新NISAを徹底比較!
ビットコインと新NISAどちらが良いのかをあらゆる観点から比較検討します。
ビットコインと新NISAの比較まとめ
ビットコインと新NISAの評価を以下の表にまとめてみました!
この表だけみると新NISAのほうが優れているように見えますが、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
ビットコインと新NISAそれぞれにどんな魅力があるのか見ていきましょう!
①リスク
ビットコインはハイリスク、新NISAはローリスクとなります。リスクの観点だと、新NISAに軍配が上がります。
ビットコインは、2009年に取引が開始されてから15年ほどしか経ってなく、価格がまだ不安定です。1年で最大80%ほど価格が下落することもあります。
新NISAは、投資先にもよりますが、きちんと銘柄を選定すればリスクを限りなく低くすることができます。
ビットコインの価格変動は少しずつ落ち着いているけど、株や債券に比べたらまだリスクは高いです。
②リターン
ビットコインはハイリターンで、新NISAはミドルリターンになります。リターンの観点だとビットコインに軍配が上がります。
ビットコインは、価格の変動が大きく3か月で価格が2倍になることも珍しくありません。2010年ごろには数十円だったのに対し、2024年3月には1000万円を超えています。
新NISAは、最も人気な投資信託である全世界株式(オールカントリー)でも過去20年間の平均リターンは+6~7%ほどです。
リターンの大きさはビットコインの最大の魅力の1つです。新NISAも複利を活かして長期間投資を行ったら大きなリターンになる可能性が高いです。
③投資対象の多様性
ビットコインは、単一の暗号資産に投資をするため、多様性に欠けます。新NISAは株式や債券、投資信託など様々な種類の金融商品への投資が可能です。
暗号資産というくくりで見た時に、ビットコイン以外の選択肢もありますが、ビットコインよりもさらにリスクが大きくなるため、新NISAを検討している人にはおススメしません。
新NISAは、一般の金融商品から選ばれたものにのみ投資できるため投資対象の数は減りますが、資産形成するうえで十分な種類の金融商品があります。
暗号資産の未来が明るいと信じるならイーサリアムやソラナなどの他の暗号資産に投資するのも1つの選択肢です。新NISAは投資できる商品が多くて分散投資がしやすいのが魅力です。
④税制
ビットコインは税制の面で冷遇されており、新NISAは税制の面で非課税のため非常に優遇されています。
ビットコインは、利益が雑所得として計上されるため累進課税制度が適応され、利益に対して最大で55%の税金が発生します。
新NISAでは、非課税のため利益がいくらになっても課税されることがありません。ですが、投資額の上限が1800万円となっているため、それ以上の投資額(利益は含まない)への利益には課税されます。
新NISAの非課税というのは税制において最強です。一方でビットコインは税制面がかなり厳しい、、、。税制が改正されるのを期待です、、、。
⑤アクセスと利便性
ビットコインは、24時間取引可能でいつでもドルや円に換えることができます。
新NISAでは、土日祝日は売買できないとともに注文から取引までに時間がかかってしまいます。
ビットコインは、いつでも売買できるのが魅力です。新NISAも長期投資を目的にすることが多いため、土日が取引できなくても問題ありません。
⑥手数料
ビットコインは、どの仮想通貨取引所においてもスプレッド(買値と売値の差)や手数料が生じてしまいます。
新NISAにおいても手数料や信託報酬(投資信託の運用や管理にかかる費用)が掛かりますが、優良ファンドにおいてはビットコインよりも安くなっています。
ビットコインは新NISAに比べスプレッド、手数料がかかってしまいますが、取引所によってスプレッド、手数料がかなり違うため事前にしっかり調査する必要があります。
新NISAは人気な投資商品ほど手数料や信託報酬が安い傾向にあるため、投資しやすくなってます。
新NISAでビットコインに投資できる!?
新NISAでビットコインに投資できれば税金がかからない!しかし、結論から述べると、現在新NISAで直接ビットコインに投資することはできません、、、。しかし、新NISAを用いて間接的にビットコインに投資することはできます。
それは、暗号資産関連銘柄を購入することです。国内株式だと以下のような暗号資産関連銘柄があります。
銘柄名/銘柄コード | 関連内容 |
マネックスグループ/8698 | 暗号資産取引所「コインチェック」を運営するグループ会社が傘下 |
GMOインターネット/3969 | 暗号資産取引所「GMOコイン」を運営するグループ会社が傘下 |
三井住友トラスト・ ホールディングス/8309 | 暗号資産取引所「ビットバンク」と提携、暗号資産の保管・管理の業務を行う |
メルカリ/4385 | メルカリ内で得た売り上げでビットコインを購入できる |
ビットコインの価格が上がると暗号資産銘柄の株価も上がりやすくなります。
しかし、筆者は新NISAでの暗号資産銘柄への投資はおススメしません。なぜなら、暗号資産関連銘柄はビットコインほどの株価の上昇はしづらいため、新NISAでは他の投資信託や高配当株に投資するのが良いと思います。
ビットコインの現物ETFがアメリカで上場!?
アメリカで2024年1月10日に、ビットコインの現物ETFが承認され、同月11日に取引が開始されました。ビットコインの現物ETFは、ビットコインの価格に連動するため、直接ビットコインに投資するのと同様になりました。
しかし、日本ではまだビットコイン現物ETFは上場しておらず、投資することはできません。日本でも取引できるようになることを祈りましょう、、、。
ビットコインETFで利益が出た場合、株式や投資信託と同様に扱われるため、一律20.315%になります。
投資は余剰資金でやりましょう!
最近の値上がりを見ると、早くお金を増やしたい、全部投資しないともったいないと感じる人も居るでしょう。投資を始める際に最も重要なルールの一つは、決して生活資金を使わず、余剰資金で行うことです。この原則を守ることで、市場の変動によるストレスを軽減し、長期的な視点での資産形成を目指すことができます。
生活を豊かにするために始めた投資で、毎日値動きが気になり精神をすり減らすのは本末転倒になってしまいます。心の余裕をもって投資を行える額を投資しましょう。
参考文献:
・全世界株式の平均利回りは何パーセント?(20年・30年投資した場合) (投資信託ガイド ー初心者向けに徹底解説!)
・ビットコイン(BTC)の価格推移の歴史!価格が上昇する理由についても解説 | Coincheck
・「ビットコインETF」に投資するメリットとデメリットを解説|資産形成ゴールドオンライン