ビットコインとゴールドの驚くべき類似点!デジタルゴールドとしての投資価値を解説!

ビットコインとゴールドの驚くべき類似点!デジタルゴールドとしての投資価値を解説!

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ビットコインゴールド、二つの異なる資産クラスが驚くべき類似点を持っていることをご存知ですか?長い歴史を持つゴールドと、比較的新しいデジタル通貨であるビットコイン。一見、全く異なる二つの資産ですが、投資家の間で「デジタルゴールド」としてのビットコインの地位が高まっています。

この記事では、ビットコインとゴールドがなぜ投資資産として類似しているのか、そしてデジタル時代におけるその投資価値を深掘りしていきます。

ビットコインとゴールドの類似点はなに?

ビットコインゴールドは、一見すると全く異なる資産クラスに属していますが、投資家の間ではいくつかの重要な類似点が指摘されています。これらの類似点は、ビットコインが「デジタルゴールド」と呼ばれる理由のとなっています。以下に、ゴールドとビットコインの主な類似点を挙げます。

①価値の保存手段

ゴールドは地球上に限られた量しか存在せず、新たに大量に採掘することが難しいため、その希少性が価値を支えています。

ビットコインもまた、その設計により2100万枚という限定された供給量が定められており、この制限がゴールドと同様に価値の保存手段としての機能を果たしています。

さとっち
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ものの価格は需要供給の関係で決ります。ゴールドとビットコインは供給量が限られているため、需要が上がると価格が上昇しやすい特徴を持っています。

②インフレのヘッジとしての機能

両者ともに、インフレ貨幣価値の低下に対するヘッジ(保護手段)と見なされています。

日本円や米ドルなどの法定通貨は、発行上限が無く市場に出回っている法定通貨の量は増え続けています。通貨の供給量は増えるため通貨の価値は下がりやすくなります。

通貨の価値が下がる時、ゴールドやビットコインは価値を保持する傾向があり、投資家はこれらの資産を通貨価値の低下からの保護手段として利用します。

さとっち
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いつのまにか色々なものの値段が上がっているのは通貨の価値が下がっているのが要因の1つになります。投資の大切さがわかります。

③市場の信頼性

ゴールドは数千年にわたり、世界中の文化や財産の保存手段として、また通貨として使用されてきました。その物理的な特性(腐食しない、分割や融合が可能など)と希少性が長期的な価値保存の手段として地位を確立してきました。

ビットコインは2009年に登場して歴史は浅いものの、デジタル時代の新たな資産クラスとして急速に注目を集めました。登場初期は一部でのみ利用され色物扱いをされてきましたが、その限定された供給量やブロックチェーンによる透明性セキュリティの高さから市場の信頼を得て、米国では現物ETFが発行されるまでに至りました。

さとっち
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ビットコインは登場から15年ほどで機関投資家も投資するほどの資産クラスになりました。今後もさらに信頼を勝ち取る可能性が高いでしょう。

④非中央集権性

ゴールドは、世界中にあり容易に大量採掘もできないため、政府や中央銀行による直接的なコントロールを受けません。

ビットコインもまた、分散型ネットワークにより運用されるため、特定の政府や組織による直接的な管理や操作から自由です。

さとっち
さとっち

ゴールドは法定通貨のように特定の国の政治や災害などで価値が変動しづらいため、有事の際には安全な資産クラスになります。ビットコインも時間が経つにつれて、安全な資産クラスになっていくでしょう。

ビットコインとゴールドの異なる点!

ビットコインとゴールドの異なる点

ここまでは、ビットコインとゴールドの類似点について解説してきましたが、ここからはビットコインとゴールドの違いについて解説していきます。これらの違いは、それぞれの資産をどのように投資のポートフォリオに組み込むかの参考になると思います。

①物理的な存在 vs. デジタル存在

ゴールドを手渡しで取引することは少ないですが、物理的に存在するものです。物理的に存在するため、保管や輸送にコストがかかりますが、電子的な障害やサイバー攻撃の心配は少ないです。

ビットコインは完全にデジタル空間に存在し、インターネットを介して取引されます。物理的な保管が不要で、どこにいても電波さえあればアクセス可能ですが、サイバーセキュリティのリスクがあります

②供給の限定性

ゴールドは地球上に限定された量しかなく、残りの埋蔵量もおおよそ予想がされています。しかし、さらに金が見つかる可能性もあり、厳密にいうとゴールドは供給量が限定されていません

ビットコインは、2100万枚と確実に最大供給量が決まっており、新たなビットコインの供給スピードも半減期により決められています。

さとっち
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ビットコインの最大発行量が決まっていることは革新的です。

③価格のボラティリティ

ゴールドは歴史的にみて価格が安定しており、安全な投資対象となっています。ゴールドは、経済的な不確実的な時期には価値が上昇する傾向があります。

ビットコインは、2024年現在非常にボラティリティが高く、短期間に価格が大きく変動することがあります。このボラティリティは新しい技術や市場の受け入れが進むにつれて、将来的に安定する可能性があります。

さとっち
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ボラティリティがビットコインとゴールドで一番大きな違いの1つになります。

④使用用途と歴史

ゴールドは世界中で受け入れられており、ジュエリーの素材や電子機器の部品、投資など多岐にわたる使用用途があり、その歴史は何千年に上ります。

ビットコインは法的・基礎的な地位が国によって異なり、一部の国では歓迎される一方で、他の国では使用や取引が制限されています。使用用途は現在、投資と決済と広く使われているものは少ない状況になっています。

さとっち
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ビットコインは、エルサルバドルで法定通貨として採用されています。

ゴールドの歴史をたどるとビットコイン価格は4倍になる!?

出典:Trading View

2024年1月ビットコインの現物ETFが承認され、取引が開始されました。

一方で、ゴールドの現物ETFも同様に2004年に取引が開始されました。その後のゴールドの価格は、2011年には4倍、2023年では5倍にまで価格が跳ね上がりました。

ゴールドと似た特徴を持つビットコイン、ゴールドの歴史を考えると、この先5倍近い価格上昇は夢ではありません。

参考文献:
2004年の金ETF上場後の歴史が示唆する、ビットコインETF上場の影響
米PPI、2月は予想上回る大幅上昇-インフレ持続の新たな兆候 – Bloomberg
ビットコインと金(ゴールド)の関係性 – DMMビットコイン